2024年2月14日

稲穂会オレンジプロジェクト主催 オレンジランプ上映会&丹野智文さん講演を行いました!

堺市広報や皆さまの周知のご協力があり、定員を超える325名(認知症家族:36名 地域住民:150名 専門職:139名)申し込みがあり、盛大に開催することができました!

開会に先立ち、稲穂会髙橋理事長よりご挨拶、オレンジプロジェクト安藤より活動報告をさせて頂きました。

第1部の映画上映が終わり、第2部は丹野智文氏の講演会でした。オレンジプロジェクトの髙田と堺市認知症地域支援推進員の大石氏が聞き手となり、丹野さんのお話を聞かせて頂きました。受診のきっかけ、診断された時の心境、生活での工夫、現在の症状とお薬について、当事者と関わる際に気をつけていること、などを語って頂きました。特に心に残った言葉の一つに、「骨折した人に『走れ』とは言わないのに、忘れる病気なのに『忘れないで』と 言われる。覚えていないのに思い出そうとすると、すごくストレスになる」と話され、認知症当事者の生の声は、自分の関わりを改めて考えるきっかけになりました。
第2部の締めでは堺市の認知症支援の説明をして頂き、堺市長寿支援課幸地氏と、最後にオレンジプロジェクト発起人幸家の挨拶で無事終了することができしました。

今回は丹野さんの話が中心でしたが、丹野さんが特別と思うのではなく、『今、私たちの目の前にいる認知症当事者、これから出会う当事者の方の声』にしっかり耳を傾けしっかりサポートしたいと改めて思いました。これから参加された皆さまと一緒に、『安心して認知症になれる社会』を目指し、オレンジプロジェクトもその一躍を担って行きたいと思います。 参加の皆さま、協力して頂いた皆さま、丹野さん本当にありがとうございました。

当日の様子を報告書として作成しました。参加者様からの言葉も一部抜粋しています。是非ご覧になってください。

オレンジプロジェクト一同

カテゴリー:その他 / 2024年2月14日