「私にはこれしかない」と思えるほど。
介護の仕事は大変ですが、やりがいがあります。

岩中優美

いわなか まさみ

やすらぎの園

介護士

2007年4月入職

PROFILE

大学生のときに1カ月間、「やすらぎの園」に実習に来ていた際、「利用者様と職員の距離がすごく近い」ということと、「アットホームな職場だな」と感じたことがきっかけで、『稲穂会』に入職。現在は「やすらぎの園」で介護士として勤務。仕事をするかたわら、新たな資格取得を目指して頑張っている。
岩中優美

みんな笑っている―。
利用者様と職員の「距離の近さ」を感じて、入職。

「やすらぎの園」を選んだきっかけは、大学生のときに1カ月間、実習に来ていたのですが、その際、利用者様と職員の距離がすごく近くて、「みんな笑っている」という印象を受けたことが一番の決め手になりました。アットホームな雰囲気の施設だなと感じて、こういうところで働きたいと思い、大学卒業後、「やすらぎの園」に入職しました。

入職後は1カ月間研修があり、配属フロアで、「早出」「日勤」「遅出」それぞれの業務を教わりました。先輩職員がマンツーマンで教えてくださって、先輩が休みの日は、ベテランの方が代わりについて教えてくれました。フロアごとにABCからGまですべてマニュアルがあり、そのマニュアルにそって教えてもらうのですが、全く経験がなかったので、本当に一から全部教えてもらった感じです。

業務にも少しずつ慣れて1カ月経った頃、一人立ちしたのですが、わからないことがあれば、先輩に色々と聞くことができたので安心して働くことができました。

心がけているのは、
「常に利用者様の立場になって考える」ということ。

現在は、特別養護老人ホーム「やすらぎの園」で、入居されている方のお風呂介助や排せつ介助、食事補助などをしています。仕事をするうえで心がけているのは、「常に利用者様の立場になって考える」ということです。「自分だったらどのような介護をしてほしいか」「どんなことをしてもらったらうれしいか」「どんな言葉がけをしてほしいか」を考えながら、利用者様と接するようにしています。

泣いていたとき、励ましてくれたのが先輩たち。
同じ失敗はしない、もっと頑張ろうと思えました。

実は、入ってすぐの頃、叱られたときや失敗したときなど、よく泣いていました。そんなとき、やさしく声をかけてくれたのが、仲のいい職員や先輩職員です。「いくら気をつけていても、起こってしまうことはある。同じ失敗を繰り返さなければ大丈夫」「今回のことを反省して、次に活かせばいいからね」とまわりの人が温かい言葉をかけてくれたおかげで、「同じ失敗はしない、もっと頑張ろう」と思うことができました。

同じフロアの人は、どの先輩職員も何かあればすぐに相談にのってくれます。みんな忙しいなかでも、手を止めて足を止めて教えてくれて、机上では学べないことも働きながらたくさん得ることができました。

年に一度はリフレッシュ休暇もあり、
気分転換できています。

職場は明るい雰囲気で、みんな仲のいい関係です。休みもしっかり取れるので、プライベートとも両立できています。年に1度はリフレッシュ休暇もあるので、気分転換できるのもこの職場のいいところです。

今後の目標としては、新たな資格取得を目指しています。働きながら勉強するのは大変ですが、先輩たちの励ましもあるので、頑張って取得したいと考えています。

入ってすぐは落ち込んだり泣いたりしたこともありましたが、今では「介護は大変な仕事ですが、とてもやりがいのある仕事」だと感じています。「私にはこれしかない」と思えるほど。利用者様とお話ししたり笑ったりしている時間が一番楽しいと感じられるので、これからも1日1日を大切に過ごしていきたいと思っています。

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