もっと地域の方に来ていただきたい。
新たなイベントの企画も始めています。

本田 優子

ほんだ ゆうこ

やすらぎの園 在宅課課長

介護支援専門員・介護福祉士・相談員

2010年4月入職

PROFILE

介護の専門学校を出た後、特別養護老人ホームで約5年間、介護老人保健施設で約2年間の経験を積んだ後、『やすらぎの園』へ。現在はデイサービスで勤務。4年前からは相談員の仕事にも携わっている。
本田 優子

一人ひとりの方に合わせて、
ゆっくりと待ち、見守る介護を。

今までは特別養護老人ホームと介護老人保健施設で働いた経験はあったのですが、デイサービスで働くこと自体が初めてだったので、転職してすぐは少し戸惑いもありました。以前はどちらかと言うと、食事介助や身体介助など「介護」がメインでしたが、デイサービスでは人前でレクリエーションをしたり、送迎なども初めての経験でした。デイサービスはご利用いただいている人数が80名程度なので、そのコースを全部覚えるのに1カ月ほどかかったのを覚えています。

介護の仕方も、以前の施設とのやり方と、もちろん違いはありました。利用者さんに対してのケアの仕方や、細やかなお世話の仕方はそれぞれにルールがあるのですが、施設とは違って在宅なので、永く在宅で生活していただくための自立支援が第一になってきます。できることは自分でしていただいて、全部介助を引き受けない。今できていることをずっと継続してできるように、そのための支援というのがこれまでとは少し違っていました。

介護をするうえで大切にしているのは、時間内にこれとこれを終わらせないといけないというのがあると、全部こちらがやってしまったほうが早いと思いがちですが、デイサービスでは一人ひとりのペースに合わせて、ゆっくりと待ったり見守ることを大切にしています。

「この施設を使ってみよう」という言葉に、
うれしくなります。

今はデイサービスで、相談員の仕事をしています。お電話によるお問い合わせの対応や、デイサービスに通われる方のプランや契約書の作成、書類の整理と、外部への営業活動もしています。やることは多いのですが、もう一人フォローしてくれる職員さんがいるので、協力して進めています。

お問い合わせは、特別養護老人ホームを併設しているので「こういう方を受け入れできますか?」というお電話がケアマネージャーさんやご家族の方からかかってきます。ケアマネージャーさんとは基本的には毎月、会議のときにコミュニケーションを取るようにしていますが、それ以外にもデイサービスで少し変わったことがあれば連絡して、連携を取るようにしています。

デイサービスの仕事に加えて、相談員の仕事など今までより仕事量は増えて、やらないといけないことも幅が広くて大変ですが、やり甲斐はすごくあります。この仕事の魅力は「うちのデイサービスは、こんなにいいところですよ」というのをアピールして「じゃあ、使ってみようか」となったときには「よっしゃ!」となります(笑)。

辞めたいと言ったとき、
止めてくれたのが上司と仲間たち。

実は一度、辞めたいと申し出たことがありました。デイサービスの主任をしているときに、指導もできていない、稼働も上がらない、結果が出ないとなったときに全責任を感じてしまって、辞めたいと切り出したんです。そのとき、上司に「結局、今までコンスタントに辞めているよね。次に行っても、結局また続かないかもしれないよ。このままでいくのか、ここでもっと頑張るのか」という話をされて「こんちくしょう」という気持ちも多少ありました(笑)。

止めてくれたのは、その上司以外にも『津久野』の職員さんと、居宅にも相談にのってくれる人が何人かいて、みんなの支えがあって、もうちょっと続けてみようと思い直したんです。変えるためにどうすればいいかをみんなでさんざん話し合い、積極的に営業にも出るようになり、徐々に稼働が上がっていきました。今では「あれ? 私、昔辞めるって言っていたのになぁ」と思うほど。あと何年いるのか想像もつかないほど、辞めることは全く考えていないですね。

フォローしてくれる人がいることが、
楽しさに繋がっています。

『稲穂会』の一番の押しは、他部署との連携です。他だとデイサービスはデイサービス、施設は施設と分けるところも多いのですが、ここは他部署との関わりが多いので、交流できる歓迎会や送別会、懇親会もよくあります。行事も連携して進めていくので、関わりは多いですね。

理事長はイベントなども「やってみて失敗したら、また次を考えてやればいいよ」と言ってくれます。ある一定のルールは敷いておいて、それ以下のことであれば「やってみるか?」という感じでブレーキは少ないですね。私が入ってきたときよりも、今入ってくる方の幅はもっと広がっているのではないでしょうか。

以前の職場では、デイサービスや在宅ではなかったせいか、あまり上司と密に話したり、叱られることもなかったですし、逆にほめてもらうこともなく、ただコンスタントに仕事をこなすという感じでした。それがここに来てからは叱られもしますが、カバーもしてくれる人がいるというのが逆に楽しいんです。そこが本当に『やすらぎ』に来て良かったと思えるところです。

高齢者の方だけでなく、若い方も参加できる
イベントを増やしていきたい。

今年度から地域の担当になり、他部署と連携しながら様々なイベントも考えています。これまでは当施設のスタッフが外部の催しに出ることはあっても、外から地域の方が当施設に来られる機会は少なかったのですが、今年度から新たな取り組みも始めているので、成功させたいと思っています。

色々なイベントを通して、例えば、認知症カフェの取り組みなども高齢者の方だけではなく、家で閉じこもっている方が出てこられるような場を設けたり、高齢者の方が若い方と話したり、幅広く展開できればと考えています。

研修にも積極的で、成長できる職場。
新しい方も施設全体で支えてくれます。

デイサービスの仕事は、看護師と介護士合わせて8~9人で協力しないと終わらないということは身に染みて感じていて、みんなで助け合って、いい関係が築けています。年代で言うと、下は30代から一番上は60代。60代の方はすごくパワフルで、利用者さんにも人気が高いんです。10年20年と永く続けている人も多いですね。

新しい方が来られても、私が支えてもらったように、きっと施設全体で支えてくれます。研修やスキルアップなども仕事の一環と見なし「どんどん行ってください」と言ってもらえて、実際に認知症の研修なども何度か行かせてもらいました。

もちろん、研修に行くと「アウトプットしなさい」と言われるので、得た知識はデイサービスのスタッフや施設全体に広めているのですが、どんどんスキルアップしたい方には恵まれた環境です。会議などもあるので、人前で話せるようになったり、ここに来て変わったなということがいくつもあり、成長を実感しています。

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